「チンチラ」と聞くと、ふわふわの猫を思い浮かべる人もいれば、小動物のチンチラを思い浮かべる人もいます。
実はこの「チンチラ」という名前、猫の品種とげっ歯類の小動物の両方に使われているんです。
今回は、ややこしいチンチラの違いをわかりやすくまとめてみました。

チンチラ飼ってるっていうと、たまに猫飼ってると思われます。
チンチラ(猫)
種類:ペルシャ猫の一種
特徴:長毛でゴージャスな毛並み、特に「チンチラシルバー」「チンチラゴールデン」が人気
性格:穏やかで落ち着いており、のんびり屋さん
「猫のチンチラ」は小動物チンチラの毛色に似ていることから、その名がついたとされています。まるで高級感のある絨毯のような美しさで、猫界の王侯貴族とも言える存在です。
チンチラ(小動物)
種類:げっ歯類(ネズミの仲間)、南米アンデス山脈原産
特徴:超ふわふわの毛並み、夜行性、砂浴びで毛を清潔に保つ
性格:臆病だけど慣れると甘える姿も。ジャンプ力抜群で運動好き
「小動物のチンチラ」は日本でもペットとして人気があり、デグーと一緒に飼育を検討する人もいます。飼う場合は大きめのケージや砂浴び用の砂が必須です。
何を用意したら、わからないと思うのでチンチラを買う際は、飼育セットを購入するといいです。
名前が同じなのはなぜ?
「チンチラ」という名前のルーツは、アンデス地方に住んでいたチンチャ族。
この部族名が由来となり、毛皮が美しい小動物に「チンチラ」という名がつけられました。
その後、猫の毛色が小動物チンチラの毛並みに似ていたため、ペルシャ猫の一種にも「チンチラ」という名前が使われるようになったのです。
まとめ
猫のチンチラ … ペルシャ猫の一種。長毛でゴージャス、落ち着いた性格。
小動物のチンチラ … げっ歯類。ふわふわ毛並みと砂浴びが特徴、活発でかわいい。
名前の由来はどちらもチンチャ族から。
同じ「チンチラ」でも、実際はまったく別の動物。
でも共通点は「美しい毛並みと可愛らしさ」で、どちらも世界中の人に愛されています。