チンチラは手を使う動物なので頭がいいと言われていますがどれくらい頭がいいかを実際のもぐちゃんの例からご紹介します。
チンチラの知能は人間で言うとどれくらい?
チンチラの知能は、人間の 1~2歳の子ども に近いと言われています。特に短期的な記憶力や学習能力、音や行動のパターンを理解する力が優れており、「覚える」「繰り返す」といった行動が得意です。また、感情の表現や好奇心の強さも見られるため、飼い主とのコミュニケーションを通じてその賢さを感じる場面が多くあります。
もぐちゃんが頭がいいなと思ったエピソード
- 脱走パターンを記憶する
部屋んぽ中に一度成功した脱走方法を記憶し、次回も同じ方法で挑戦してきます。
特にサークルを齧ったり引っ張ったりして突破する行動は、何度止めても毎日繰り返すほどしつこいです。「もう諦めてほしい!」と思うのですが、その粘り強さには感心してしまいます。 - おやつの袋を聞き分ける
もぐちゃんの大好物はニンジンのペレット。その袋の音を聞き分け、触っただけで走り寄ってきます。他のおやつの袋や通常のチモシーの袋では反応しないので、特定の音を学習しているのが分かります。 - 危なくない場所を理解する
もぐちゃんは抱っこが嫌いで、抱っこされにくい場所に逃げることが多いです。特に私の後ろや狭い隙間など、人間が手を伸ばしにくい場所を選んでいるようです。この選択は賢さを感じる行動の一つです。 - ペットフェンスの繋ぎ目を工夫して齧る
ペットフェンスの繋ぎ目を齧られるのを防ぐために、チモシーの袋などで隠すように置いてみました。しかし、もぐちゃんはその袋をどかして繋ぎ目を齧るという行動を見せます。この「障害を取り除く」行動には驚きました。
もぐちゃんに学んでほしいこと
もぐちゃんは賢くて可愛い行動を見せる一方で、学んでほしいこともあります。例えば、デグーのはおちゃんとは性格が違うため、距離感をもう少し考えてほしいと思う場面があります。
もぐちゃんは、はおちゃんにあまり好かれていないにもかかわらず、遊びたくてケージに近づいていくことがあります。この行動には微笑ましい部分もありますが、はおちゃんは、怒って「ぷーぷー」と鳴いていますので理解して欲しいです。
まとめ
チンチラの知能は想像以上に高く、日々の行動から賢さを感じることが多いです。特に、もぐちゃんのように記憶力や問題解決能力を発揮する姿を見ると、愛情がより深まります。一方で、学んでほしいこともいくつかありますが、それも個性として楽しむのが飼い主の役目だと思います。